連休を終えて(5月号)

大型連休中は、各ご家庭いろんな過ごし方をされたと思います。早寝早起き等、生活リズムの乱れを少しずつ整えていきましょう。

園だよりでもお伝えしましたが、毎日朝ごはんはしっかり食べられていますか?朝は忙しいので朝食を簡単に済ませてしまいがちですが、朝食には「寝ている間に下がった体温を上昇させ、休んでいた脳や身体機能を起こす」と言う役割があります。朝ご飯は脳や身体に1日の始まりを知らせてくれる大切な存在です。朝ごはんを抜いてしまわないように「早寝、早起き、朝ごはん」を習慣付けましょう。

先月から給食が始まりましたが、最近の子どもたちを見ていて思うことは「食べず嫌い」で見た目で判断して食べようとしない子が増えていることです。今は楽しい雰囲気の中で食べられるような環境作りを心掛けていますが少しずつ苦手なものでもまずは味わってみることが第一です。舐めたり、ひと口かじったりして味わうことで、おいしいと思えばもうひと口、更にもうひと口と食べることができます。少しでも「食べてみよう」という気持ちになれるよう働きかけていきたいと思っています。食べてみたら美味しかったとペロリと食べてしまう子もいます。

ご家庭では、彩りを考えてお子さんが喜んで食べてくれるようにいろいろな工夫をされていると思います。園でも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせて好き嫌いせずに食べられるよう励ましていきます。

また「いただきます」の言葉の意味である、みんなの命を頂いて私たちは生かされていることや、調理に携わった方々への感謝の気持ちを忘れないことも、子どもたちにしっかりと伝えていきたいものですね。(齋藤美智代)