「うれしいニュース」(12月号)

今年も残り一か月。幼稚園では保育室にクリスマスツリーを飾ったり、靴下を作ったりしてクリスマス会を楽しみにしています。

先日、新聞記事に卒園児が載ったということを知りました。なんと小学3年生で5000冊もの本を読み、表彰されたということでした。この記事を読んでもちろん子どもたちもすごいと思いましたが、それに付き合い本に触れる環境を作って継続して習慣にしてしまわれたお母さんも素敵だと思いました。志だみ幼稚園では、親子教室に参加されると出席ノートに毎回の絵本タイムで読んだ本を記録として残せるページがあったり、各保育室には200~300冊の絵本が常備してあったりと、読みたいものを読みたいときに手に取れることができる教室環境と、週に一回貸し出しをして絵本に触れる機会をたくさん作っています。(学期ごとに絵本を入れ替えています)

絵本は映像とは違い絵から想像する力が育ちますし、気に入った場面を何度でも戻ってみることができて、それぞれの子どものペースで話を進めることができます。そして同じ話でも読み手によっても違う雰囲気を味わえますし、聞き手によってもそれぞれ個々の感性で感じ取って聞くことができます。また、幼児期に本に触れている子は、大きくなった時にも活字に抵抗なく文字が読めると思います。先月号でもお伝えしましたが、親子の絵本タイムを大切にしていきたいですね。

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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

親学アドバイザー(親学推進協会)

志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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