視力の良し悪しで将来の職業選択に影響が出る(10月号)

 身近な職業で「矯正視力1.0」以上を必須条件としているものは意外とあります。そうした職業に就こうとしても最初の検査で基準を満たさないと落とされてしまうのです。

 例えば「看護師」「消防士」「警察官」「電車運転手」は必ず矯正視力1.0以上が求められます。人の命を助けることや、多くの人を安全に目的地まで運ぶ必要があるので、視力が悪くてよく見えないと事故の原因となってしまう可能性があるためです。航空に関する仕事も「客室乗務員」はメガネNG、コンタクトで1.0が必須条件となり、「パイロット」は裸眼で両目が1.0以上と厳しく制限されています。確かに何か事故が起きた時に、裸眼だと殆ど見えないとなっては大変なことになってしまいます。また「自衛官」も両目で0.6以上の制限があり、メガネやコンタクトの場合0.8以上と定められています。他にもスポーツ選手も体を動かす競技の為、裸眼で0.6以上の視力を求められるものがあります。

 子どもの未来の可能性を広げるためには、良好な視力や両眼視視力が大切になってきます。裸眼で視力が必要な職業を目指す場合は、毎日の生活で視力が低下するような悪習慣を止めましょう。日頃からできる目の健康対策として、まずは過剰な時間でのテレビやパソコン・スマホなどの使用に気を付けることです。暗い場所で見ることは避けて正しい姿勢で、スマホやテレビ等との距離を取ることも大事です。40分~1時間ごとに1回5分程度、目を休ませるのも良いでしょう。また、生活習慣に気を付けることも重要です。栄養バランスの取れた食事を取り入れることも必要になります。疲れや自律神経の乱れでも見えにくくなることがあるので注意してください。

 視力が原因で職業の選択肢が減ってしまうことは残念なことです。だからこそ、毎日の生活から視力を保つ努力が大切です。子どもの将来の為にも目や視力は大切にしましょう。

副園長:佐藤