きれいに咲いた桜の花が子どもたちを暖かく見守ってくれているようです。先日新入園児を迎え、令和2年度がスタートしました。
不安なことのある時期でのスタートとなりましたが、子どもたちの様子を見ながら今年度もこの『子育てだより』を通して、発信できることを伝えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。新型コロナウイルスの影響で本園も例年とは違う形での保育をしておりますが、無事に新年度を迎えることができました。全員の登園ではありませんが、年度が替わったことで子どもたちは自信がいっぱいの表情で登園しています。
そんな中、よく「できるよ!」という言葉を耳にします。「鉄棒できるよ。」「用意ができるよ。」「一人でトイレに行けるよ。」「お母さんと泣かずにバイバイできるよ!」と、自分ができたことを嬉しそうに報告してくれる子どもたち。
年度替わりという節目に自分に自信を持ち、それを一生懸命周りの大人に伝えようとする姿を見ると、私たちも嬉しくなります。きっと、ご家庭でもお母さん方が「できたね!」と認め、喜んでいるからなのだと思います。子どもたちの自己肯定力を育てるには、何より周りの大人の働きかけや言葉がけ、認めの言葉が大切です。そんな頑張っている子どもたちをどんどん認めて、自信をもって行動できる子を育てていきたいですね。
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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員
名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員
親学アドバイザー(親学推進協会)
志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒
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