「幼稚園教育要領」について(11月号)

吹く風が秋らしく、色づき始めた葉を舞うように運んできます。

 先日、幼稚園では「こどもまつり」という行事を行いました。その中で、年長児は担当の係を決めて自分の仕事に責任を持ちやり遂げる姿があります。毎年のことではありますが、そんな姿に子どもたちの成長を感じます。

少し堅い話になるかもしれないですが、平成30年度より「幼稚園教育要領」が改訂され、それに向けて園の職員も勉強会に行ったりして学ぶ機会を作っています。「教育要領って何だろう?」と思われる方も多くみえると思いますが簡単に言えば文部科学省より「幼稚園教育はこのようにしてください」といわれているものです。もちろん小学校や中学校にもあります。それを基にどこの園も様々な計画をたて、日々保育をしています。時代の流れにより改訂されていますが、今回は“子どもに育って欲しい姿”というものも明確に示されています。その一つ一つをみてみると、新たに取り入れられたというより、本園では私たちが日頃から意識し目標にしているものばかりだと感じました。まだ、勉強の途中ですのですべてを把握しているわけではありませんが、今までの目標を大切にしながら職員一同子どもたちと向き合っていきたいです。

もちろん、保育園・こども園にもそれぞれ「保育指針」や「教育要領」があり、目的や果たす役割も違います。

志だみ幼稚園の子どもたちには「こどもまつり」をはじめ、「自分で考えて行動する」ような様々な経験をし、育っていって欲しいと思います。

 

 

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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

親学アドバイザー(親学推進協会)

志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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