東海地方も梅雨入りし、じめじめした日が続いています。先月より今年度の親子教室が始まりました。皆さん、初めての幼稚園にドキドキ、ワクワクしながら登園されましたが、楽しい時間を過ごしていただけました。
親子教室に限らず、私たちが生活する中で、“人と人との初めての出会い”に一番始めに交わす言葉が「挨拶」です。挨拶は大切だと私たちも子どもの頃から教わってきましたが、挨拶とはいったいどんなものなのでしょうか。また、気持ちのいい挨拶とは、いったいどんな挨拶なのでしょうか。
「挨拶」とは、“心を開くこと”だそうです。相手に対して心を開いて近づいて行くという気持ちを表明するものということです。私たち職員も月に1度、園内研修をしていますが先月は実習生も複数いたため、身近な「挨拶」をテーマにして話し合いをしました。気持ちのいい挨拶をするにはどうするか?ということで、やはり「言葉だけでなく気持ちを込めて言うことが大切」という結論になりました。その「気持ち」というのが、“相手に心を開く”ということだと思います。
子どもが挨拶をするようになるには、周りの大人が言葉だけではなく、心を開いて挨拶をする姿を見せることが大切だと思います。「挨拶しなさい。」という前に、「おはよう!」「こんにちは!」「ありがとう。」「ごめんなさい。」…などと、気持ちを込めて伝えていきましょう!
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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員
名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員
親学アドバイザー(親学推進協会)
志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒
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