「みんな、はじめの一歩！」（4月号）

2018年04月16日

　春らしい日差しの中、平成３０年度がスタートしました。

　今年度も、この『子育てだより』を通して、お母さん方に伝えたいことを発信します。よろしくお願いいたします。

　新入園児が仲間入りし、幼稚園の中はとても賑やかです。真新しい制服に身を包み、新しい環境の中で、一生懸命頑張っている子どもの姿に、感心させられます。親元を離れての、初めての幼稚園生活。社会への第一歩を踏み出すということは、生まれてからたった数年しか経っていない子どもたちにとってとても大きな一歩です。「家に帰りたい」「お母さんに会いたい」と泣く子もいれば､園庭を走り回って豪快に遊ぶ子、先生や友だちとの遊びを楽しむ子…。様子は様々です。

　もちろん、子どもだけでなくお母様方の中にも、不安、緊張でいっぱいの方も少なくありません。泣いて登園する子どもが心配で泣いてしまうお母さんや、子どもと離れている間、何も手につかないお母さん。お母さんもみんな一生懸命頑張っているのだと思います。

　「子どもと離れて過ごすのが初めてで、どうしたらいいかわからないんです。」とか、「子どもが入園するのって、嬉しいことのはずなのに、なんだか寂しいです。」といわれるお母さんがみえました。きっとそれは今までお子さんとしっかり関わってきたからだと思います。

　新年度の始まりは、子どもも、お母さんも、そして私たち保育者もみんな同じ大きな一歩を踏み出す時です。みんなで新しい環境を楽しんで過ごしたいですね。