園の周りでは蝉の賑やかな鳴き声が聞かれ、より一層夏らしさを感じます。本園の夏季保育も８月の一週目で終わり、いよいよ子ども達にとって本格的な夏休みに入ります。
そんな中、先日「同窓会」という行事を行いました。卒園した現在小学校１年生が７月２５日に小学校３年生が７月２４日に集まり、それぞれ幼稚園での生活を思い出したり、学校の話をしたり、ゲームやオリエンテーリングやプールに入ったりして一日を過ごしました。
１年生は卒園してまだ数ヶ月ですが、すっかり小学生らしくなり幼稚園と学校の違いを色々と教えてくれました。一方３年生は、２年ぶりの再会に照れくさいのか恥ずかしいのか、ちょっぴりよそ行きの表情で登園していました。
同窓会をして毎年嬉しく思うのは、子どもたちが幼稚園のことを心から懐かしみまた楽しみに来てくれているということです。
幼稚園選びは子どもだけでなく、周りの大人が導くことがほとんどだと思います。また幼稚園生活を送る中で、「これでよかったかな？」と、子どもの成長の節目で迷うこと、悩むこともあると思いますが、そんな中でも“子どもたちが楽しく通えること”ができるように、お母さん方が見守ってくださることで、子どもたちの幼稚園生活が充実したものになるのだと思います。
きっと今回、同窓会に来た卒園児もそうやって幼稚園に通っていたからこそ、同窓会を楽しみにできたのだと思います。
幼稚園を卒園した後も、私たちをこんなにも嬉しい気持ちにさせてくれる子ども達、さらには快く送り出してくださる園思いの保護者の皆様の想いに、暑さも吹き飛ぶほどのすがすがしい一日でした。
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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員
名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員
親学アドバイザー（親学推進協会）
志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒
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