新しい年度に向けて、幼稚園では準備に追われています。桜の花も今が見ごろとばかりに咲き誇っています。
「新入園児」だけではなく、「進級児」も、「何組になるのだろう」「先生は誰かな?」「〇〇くんと一緒かな。」「○○ちゃん、小学校へ行っちゃった。」などと、不安な気持ちは同じです。そんな子どもたちの心を汲み取り、4月の当初は段階的に保育時間を延ばしていきます。
年長組や年中組になって、誇らしげに登園する子も、「いい子にしなくっちゃ」とか「大きい組になったから」「下の子の面倒をみなくっちゃ」などと、自分自身に無理をする場面も見受けられます。もちろん成長の中の一コマとしてそれも大切なことですが、職員からすると「無理しなくていいよ」と言ってあげたくなります。まずは、そうやって新入園児はもちろん在園児にも配慮しながらクラスが慣れるまでゆっくりと時間を過ごしていこうと考えています。本年度も、ご協力の程よろしくお願いします。