令和3年度 こどもの日のつどい

令和3年5月20日(木)

「こどもの日のつどい」を行いました。

あいにくの空模様ではありましたが、開催することができました。緊急事態宣言下の中、子どもたちもどこか発散しきれていないようなストレス感を日々の生活の中で感じています。

せめて、こんな時だからこそ、いつも以上に子どもたちには思いっきり大声をあげて友だちと一緒に活動できる機会を作ってあげたいと願います。

年中組さんの玉入れ、年少組さんのゲーム、年長組さんの得意なものの披露と、雨に降られることもなく終えることができました。

 

 

 

 

 

 

 

「なんでこんな時期に?」と思われるかもしれません。

本園では「行事に子どもを合わせる」のではなく、「子どもに行事を合わせて」行っています。

「こいのぼり製作」を5月5日に間に合わせて行おうとすれば、4月早々から製作しなくてはなりません。まだまだ、親元を離れて不安な子やクラスや先生が変わって不安な子がいる中、楽しんでできるとは思いません。

楽しい製作ではなく、″作業”になってしまっては「誰のために」「何のために」していることか本末転倒です。

 

 

 

 

 

 

 

年少組さんは、初めての集団行動でした。ゲームに参加した後、自分自身の意思で手作りのお面を選んで年長組のお兄さんお姉さんにそっと付けてもらって嬉しそうな表情を見せてくれていました。

昨年よりずっとマスク生活の中、子どもたちが回りの人の表情を見る機会が全くなくなっていることに、非常に不安を感じています。「喜怒哀楽」を表現できる顔がいつも塞がれていては、子どもたちはこの先、どうやって豊かな表情を学んでいけばいいのでしょう?