むすび座人形劇

令和3年1月28日(木)

本園の「開園記念日」にちなんで毎年「人形劇団むすび座」さんをお呼びしています。皆様のおかげで志だみ幼稚園も55歳の誕生日を迎えることができました。

今年はコロナ禍で、開催も迷っていましたが、「園と劇団の方、お互いができることを精一杯行い、子どもたちにはストレスなく見てもらえる環境を!」と考え実施しました。

本園では、「生の体験」を重視しています。まして3歳~5歳のこども達には言葉や頭で理解するのではなく、自分の心でそれぞれ感じて欲しいと願っています。

まずは「紙であそぼう かみカミどり~む」

 

 

 

 

 

 

 

見慣れた紙がどんどん変身!本園でも、「教材」や「制作キット」ではなく、身近にある廃材を利用して制作をしています。だからこそ、子どもたちは、ただただ変化を楽しんでくれるだけでいいのですが、教師たちはこんなむすび座さんの思いを勉強させて頂いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「普通の紙なのに、どうやって作っているんだろう?」「あっ!見慣れた包装紙!」「なんで、色が変わったの?!」…。教師もどんどん引き込まれています。

 

次の演目は「あかちゃんゴリラのゴリゴリ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人の連携のすばらしさ。計算された動き。人形の動きの微妙な表現…。どれをとっても「すばらし!」以外の言葉が出てきません。

もちろんこども達は、劇中に入り込んでいます。後ろの演者はたぶん見えていないのではないかと思えるほど、動物の動きがとても繊細です。

本来なら、保護者の方と一緒に観て、夕食の時にでも食卓を彩る会話にして頂きたかったところです。

どうぞ、子どもたちから話をたくさん聞いてあげてください。

むすび座の皆さん、ありがとうございました。これからも、子どもたちの心にしみる素晴らしい人形劇を見せてください。