令和2年11月13日(金)
今日は、PTAさん主催で「なんじゃもんじゃ」の観劇会を行いました。
コロナ禍で園としてもどのように進めていくべきか考えた中での決断でした。なんじゃもんじゃさんもしっかりと対策をお考えいただいていたようで、いつもとは反対のステージ配置で空気の循環を意識して行いました。
「おじさんとおおきな木」という題目です。
1時間あまりの長いお話でしたが、年少児もしっかりと劇中に入り込んでいました。面白い場面も、ちょっぴり悲しい場面も、子どもたちなりに受け止めていたことでしょう。
動画配信という考えも一瞬頭をよぎりましたが、やはり「臨場感」「空気感」といったその場ならではの雰囲気も含めて子どもたちには五感を通して味わって欲しくて、保護者の皆様には大変申し訳ないことをしましたが園児のみでの開催とさせていただきました。
「絵本」と同じで、あらすじをたどることでも内容を話せるようにすることでもありません。子どもたちにそれぞれ感じ方が違っていいのです。
劇中最後には、また新しい命が芽吹いていくといった「ほんわか」とした温かいお話でした。
目に見える「できた・できない」の評価ではなく、心の栄養をたっぷりと育てていきたいと思っています。
たくさんの心のごちそうをありがとうございました。