11月1日に、「いもほり」をしました。
6月に、園児全員で「いものつるさし」をしてから5か月あまり、こども達は日々の生活の中で世話をしつつ、毎日まいにち間近に成長を見続けてきました。
さあ、いよいよ「いもほり」です。
まずは、その前にいものつるを引っ張ります。
つるを抜くのも遊びのひとつ。
運動会のつなひきさながら、「おいもさんに負けるな!」「せぇ~の!」
いよいよ、いもほり。
年少組さんは、初めての体験。
園庭に隣接するはたけ。こども達は毎日、普段の生活の中でいもの成長を見続けています。毎日の水やり、夏休み明けには“雑草とり”。
決して楽ではありませんが、だからこそ「育ったいもが土から顔を出した時」のこども達の表情は何物にもかえがたいものです。
年少児はすべてが初めてのことゆえ、雑草取りでも、芋のつるごと引っ張ります。そんな時でも「それは土の中においもさんを作っているつるだよ。雑草はこの形の草だよ。」などと、経験のある年長児たちが教えてくれます。
こんな一コマの中に、お互いのこども達の心が成長しあっている姿が見えています。
掘り終えた畑に、それでも残って掘っている年少児を見ていると、「よほど嬉しかったのかな」「土の中が見えないだけに宝が埋まっている感じなのかな」などと、教師もそんな姿を嬉しく眺めています。
中には、芋の”根っこ”まで採っている子が…。どうするのか聞いてみたら、「自分たちばかり食べてはだめだから、これはうさぎさんたちの分」とのこと。
またまた、嬉しい一コマが増えました。