親子教室(かんがるー組)

9月7日(金)

二学期の親子教室も始まり、皆さん元気に親子で参加してくれました。

今日は「お洋服づくり」ということで遊びました。こども達にとってはすべてが遊びですが、園としての課題は「はさみの使い方」「スタンプ押しによる色彩感覚」です。


 

 

 

 

 

 

はさみは危険な道具です。

ただ、だからと言って取り上げるのは簡単なことです。

お母さんと一緒に切って遊ぶ中で「何が危険」で「何いけないか」をしっかりと教えていくことが大切です。

もちろん2歳児にとっては、箸と同様にまだまだ使い勝手の良くない道具の一つでしょうが、一緒に見守りながら何度もなんども経験をさせることが大切だと思います。

 

「床屋さんははさみでチョキチョキするけど、みんなはしないでね。」とか「お母さんはお洋服作る時に、はさみで布を切るけど、みんなはしないでね。」など、その都度話をしながら一緒に取り組んでいくことが必要です。


 

 

 

 

 

 

はさみの後は、ポンポンを作って洋服に模様を付けます。同じ柄を一面に押す子・一つずつ色を変えて押す子・横一列に並べて押す子…。

どの子も「自分で考えながらやっている」ということが大切なのです。どの子も「みんな違って、みんないい」のです。

本園の取り組みの根底の一つに「家に帰ってもすぐに同じものができる」と、いうことを大切にしています。

広告紙を丸めて細剣(ほそけん)を作って帰って、遊んでいるうちにクタクタに折れ曲がってしまい、丸く輪に変えてみたらひらめいた!

「ブレスレットができる。」「二つ重ねればメガネになるぞ。」などと、子どもが思い立った時にすぐに行動できるよう、できるだけ身近なものでできるようにしています。だから、各クラスに広告紙が置いてあったり、こども達だけでセロテープが自由に使えるようにしてあったりしています。

親子教室での取り組みも、ここだけのことではありません。家に帰ってお子さんが「○○した~い!」と自分から言ったら、是非チャンスととらえて一緒に遊んであげてください。