平成30年2月17日(土)
今日は、「発表会」。年少組さんにとっては、初めての舞台。年中・年長さんにしてみれば、わかっているだけに緊張する舞台。
皆、「わくわく」の中にも「ドキドキ」も絡んだ、緊張の中での発表会でした。どのクラスの子たちもそれぞれ自分のものとして演じていました。
本園の発表会は、各自お手製の“おめん”と役がわかる程度の飾りだけです。だからこそ、こどもの表情がよくわかります。
幕間を待っている子たちの表情も、みなイキイキとした感じが伝わってきます。
年少組さんは、「劇」と「歌」
年中組さんは、「劇」と「歌・合奏」
年長組さんは、「劇」と「歌(手話)・木琴」
と、少しずつ高度なことに挑戦しています。1月中は、ほぼ「正月あそび」に熱中し、その中で発表会に向けて自分たちでやりたい劇を絵本などから持ち寄って、その中から皆で決めていきます。そして、またそこから色々な配役をやって遊び、やっと自分のやりたい役を決めてから本格的に発表会に向けての練習が始まります。ただ、こども達には“練習”という言葉は使いません。“発表会ごっこ”で遊び感覚の中で役作りを楽しんでいます。先生に言われたこと・言われたセリフだけを確実に覚えるのではないので、こども達の中から「ここは、こうした方がおもしろいんじゃない?」とか「おきゃくさんに見せる時、こっち向いたほうがわかりやすいよ。」などと自分たち流のアレンジも出し合って楽しんで進めていました。
また、見てくださっている保護者の皆さまもとても暖かく、いっぱいの拍手をどのクラスの子にもくださっていました。途中セリフに詰まったり小さな声しか出せない子にも温かいまなざしで見守ってくださっていました。
今日で「発表会」という行事がおわるのではなく、週明けこども達から「先生!また発表会ごっこしようよ!」と声があがるようなそんな行事であって欲しいと願っています。今月は「発表会の余韻」が楽しめるような月にしたいものです。
ご家族の皆さま、ありがとうございました。