８回目の親子教室です。
１回目の時には、教室に入らない子、自分の好きなことをやっている子、お母さんにくっついたままの子…など、様々な様子を見せてくれていた子たちが、８回目ともなると、きちんと椅子に座って話を聞いて皆で同じ課題に取り組んでいました。
今回は季節の遊びとしての、この時期ならではの“どんぐり”を使ってのマラカス作りを行いました。できた物を見せてくれる子もいました。また、そんな子たちにきちんと寄り添ってくださっているお母様方の表情のおだやかさにも驚かされました。少し距離を置いて見守って見える方、一緒に作業を楽しんで見える方、出来たことを一つ一つ褒めて製作を進めている方…。どのお母さんもとても素敵でした。
本園ではあえて、「母子分離」を行ないません。それは、一斉にすべきことではないと考えるからです。今日のお母様方の表情をみても、それぞれ自分の子に合わせてお母様方が考えて行動されています。ただ本園でも年間カリキュラムの中で、徐々に子どもたちだけでやれる作業を多くして、お母様方には少しずつ離れて教室内の遠くから見守っていられるようなそんな環境設定はしています。
