わくわくタイム(抹茶体験)

平成29年11月29日(水)

今日のわくわくタイムは年長児のみではありますが「抹茶体験」をしました。いつもなら、結構にぎやかに講堂に入ってくる子たちも今日ばかりは、「何か雰囲気が違うぞ?」と体で感じたのでしょうか、結構神妙な面持ちで講堂にやってきました。

本園では、原則毎週水曜日の午後を“わくわくタイム”と名付け、学年の枠を取り払い皆で一つの遊びをしたり、それぞれの先生がコーナーを設けそこに自分の意志でこども達が遊びに行ったりする時間を設けています。あわせて、年間5回ではありますが本物の文化芸術に触れる機会も設けています。

今回もその一つです。作法を教えたり覚えこんだりすることではなく、ひとつの“ごっこ遊び”のような感覚の中で本物に触れる機会をと思って行っています。だから、どの子もふざけることなく“今日の雰囲気”を楽しんでいます。そんな中で、抹茶の作法を見たり味を楽しんだりでき、何か心に響くものがあればそれで十分です。

先生曰く、「こどもだからこそ最高級のお茶を使わないといけない」とのことです。初めての味だからこそ、いい刺激を味覚に残さなくてはいけないのだそうです。そんな、先生の想いが伝わったのか、ほとんどの子が残すことなく飲みきりました。

お菓子をいただき、抹茶茶わんを回してから飲んで、最後は「懐紙」を家に持ち帰りました。