(2月中旬)
発表会も自園の講堂で行います。いつも自分たちが遊んでいる場所・使っている場所だからこそ安心して何でも出来るのです。発表の服装も普段の格好に役柄がわかる最低限の小物のみです。バックの風景も手製の模造紙です。だからこそ、こども一人ひとりの表情に目がいくのです。本園では自分の子の演技が終わっても残って観てもらっています。それは、学年を通しての成長の様子を感じて欲しいことと“演じ手”である園児全員への熱い想いを見て欲しいからです。そして、素朴な小物だからこそ発表会が終わった後も違うクラスの劇をこども達自身が「やってみたい!」と思い、“ごっこ遊び”として楽しむことができるのです。そんなこども達の様子が見られた時が、「この行事はこどもにとってよかった。」と教師が思える瞬間です。