「たくさん遊ぼう!」(2月号)

まだまだ寒い日が続いていますが、時折さす日差しは少し暖かく春の足音が少しずつではありますが、近づいていることを感じます。

毎年この時期は風邪やインフルエンザなど体調を崩しやすく、そこに加えて新型コロナウイルスの心配もありお母さん方も健康管理に気を遣われていることと思います。

そんな中、「免疫力」という言葉をよく耳にします。適度な運動をしたり食事を工夫したりして、代謝を上げて丈夫な体に病原体から体を守る力のことです。大人にとっては「健康のための運動」が良いということになりますが、子どもにとってはやはり「遊び」が良いのではないかと思います。ここでいう「遊び」はゲーム機などでの遊びではなく「身体を使った遊び」です。幼稚園の子どもたちは園で過ごす時間の半分以上の時間を戸外で思い切り遊ぶ時間にしています。冬でも鬼ごっこなどをしていると体が温かくなり、中には汗をかく子も入るほどです。これは、大人がランニングなどの運動をしているのと同じなのではないか?と思います。

たくさん遊んで丈夫な体を作ることが健康への近道です。最近は、子どもの低体温だとか、便秘だとか、大人と同じような体の不調がある子どもも少なくないと聞きます。また運動をすることで、脳にも刺激がいき頭もよくなるとも言われています。たくさん遊んで丈夫な身体作りをしましょう!!

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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

親学アドバイザー(親学推進協会)

志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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