「あそびの名人」(5月号)

 緑がまぶしい季節になりました。新型コロナウイルスによる国からの緊急事態宣言を受けて、幼稚園も休園となり2週間が経ちました。担任も早く子どもたちと毎日過ごしたいという気持ちを抑えて、在宅勤務と並行して順に出勤して、園児や保護者の方とコンタクトをとり子どもたちの様子を聞いたり、保護者の方と話をしたりしてこの期間を過ごしております。

 その中で、どのように毎日過ごしているかと聞くと「散歩を日課にして毎日しています。」とか、「パズルをしたり、粘土をしたりしています。」「公園に行ってきました。」など、各ご家庭で様々な工夫をしていらっしゃることが伺えます。

 子どもの主食はあそび」といわれるほど、子どもは遊びの中で育っていきます。子どもはどんなことも遊びにしてしまう名人です。何もないところでも自分で遊びだしてしまうこともよくあるのではないでしょうか。今は幼稚園で、たくさんの友達に揉まれながら遊ぶことは難しい状況ではありますが、ご家庭で過ごす中でお子さんの新しい一面を発見しつつ、あそび名人の子どもたちと毎日を過ごしていただきたいです。

 一日でも早く安心して幼稚園での生活ができるよう、願っております。 

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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

親学アドバイザー(親学推進協会)

志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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