桜の花びらがひらひらと舞う中、平成31年度がスタートしました。
今年度も『子育てだより』を通して、園での子どもの様子から私自身が感じることを伝えていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
今年度も新入園児が入園し、毎年のことではありますが幼稚園が賑やかになっています。新入児にとっては親元を離れての初めての集団生活。新しい環境に慣れようと全身全霊で頑張っています。思い思いに好きな遊びをする子もいれば、お母さんに会いたくて泣いている子も少なくありません。また、お母さん方の中にも「うちの子大丈夫かしら？」と心配で仕方がない方もいらっしゃると思います。
しかし、何も心配はいりません。なぜなら、泣いている子に関わっていると、みんな「おかあさーん！！」と泣くのです。その様子から子どもたちはみんなお母さんのことが大好きで、今までたくさん関わってきたことがよく伝わってきます。今までお母さんの愛情をたくさん受けてきた子どもたち。不安になったら泣くのは当然のことであり、お母さんとの関わりがしっかりできている証拠なのです。もちろん、泣くのは新入園児だけではないですし、年度始まりだけではありません。泣きたいときに泣くのです。
ですから、その自然な気持ちの表現を周りの大人たちがしっかり受け止めてあげたいですね。そんな気持ちに正直な子供たちとの１年が始まったばかりです。この一年で子どもたちがどのように成長していくのか楽しみです。
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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員
名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員
親学アドバイザー（親学推進協会）
志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒
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