平成31年2月16日(土)
今日は本年度最後の大きな行事、「発表会」を行いました。
開幕の挨拶でも話しましたが、教師が勝手に決めた題材だったり、やりやすいものを選んでやったりするのではなく、まずはこども達と話し合って題材を決めるところから本園はスタートします。
そして、そこで本園が大切にしていることは「こども達が自分の意志で題材選びに参加している」ということです。
大好きな絵本を持ってくる子・どの提案に対しても「いやだ」「やりたくない」という子・反対にどの提案に対しても「やってみたい」「おもしろそう」という子…。「みんなちがって、みんないい」のです。
そうやって一つの題材をみんなで決めて、そこから役決めもみんなでやりたいものを選びます。なかには王様役に女の子、お姫様に男の子ということもありますが、これも「みんないい」のです。
そして、本園の発表会は「今日で終わり」ではありません。
週明けから、「先生!○○組のお面かして!!」とか「役を変えてアソボ!」などの声が上がってくればこの発表会は成功だったといえます。
本園ではどの行事も、そのあとの“余韻を楽しめているか”を大切にしています。「やれやれ、やっと終わった。」「明日からは遊んでいい?」などと子どもにいわせるような行事ならやらない方がよいと思っています。
保護者の皆さま、お忙しい中ご参観いただきありがとうございました。また温かい拍手もありがとうございました。
途中保護者席から「かわいぃ~」の声が上がるたび、見てくださっている保護者の皆様も「子どもの気持ちに寄り添って見てくださっている」とうれしくなりました。