運動会が終わり、季節が秋らしくなってきました。秋になると「読書の秋」と書店などでは様々な本が紹介されています。園では子どもたち日常的に様々な絵本に触れられるようクラス図書を用意し、好きな時間に読んだり、貸し出しをして絵本に触れる機会を作っています。「子どもには、絵本の読み聞かせをしましょう。」といわれていますが、なぜ読み聞かせが大切なのでしょうか。
読み聞かせから「①聞く力が育つ②言葉を知り語彙力が育つ③感情が豊かになる④色々な話に出会い好奇心を持つ⑤場面を想像し想像力が育つ」と、いわれています。映像との違いは何かというと、「場面としてお話をとらえる」ことでイメージを膨らませて想像をして楽しむことができるということです。同じお話でも年齢や環境によって違うイメージを膨らませる事ができます。また、お母さんに読んでもらうことで何よりも“親子の絆”も深まります。
絵本を読むときに留意することは、文字を覚える道具にしたり、読んだ後の感想を聞いたりしないことです。ぜひ、1日10分でいいので親子で関わりながら絵本を読む時間を作って子どもの心を育てていきましょう。今月は「子育て講演会」として絵本のお話が聞けます。関心のある方はぜひいらしてください。詳しくはホームページのトップページをご覧ください。
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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員
名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員
親学アドバイザー(親学推進協会)
志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒
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