平成30年2月23日
今日は、さくら組(年少)の木工工作あそびを見に行きました。
本園では年長組になると「作品展」の一つの作品として、卒園共同制作ともいえる大型木工作品を各クラスで作ります。
年少児から段階を踏まえて経験をさせるからこそ、年長児になって初めてできることだと考えています。
年少児は木の台(15×20)に、やわらかいスチレン版(5㎜厚・10㎜厚)を打ちつけます。年中児になると、木の台に様々な形の木片を打ちつけます。そして、年長児になるといよいよクラス全員で、のこぎりとかなづちを使っての大型木工作品作りとなります。
本物の「かなづち」と「くぎ」を使っての作業となるため、一人でも多くの目でこども達を安全に見守りながら進めていくためにクラスに入っている部分もありますが、先生の説明を聞いているときからのこども達の“真剣なまなざし”と“早くやりたい”とうずうずしている様子がひしひしと伝わってきます。
ある意味、危険な道具を使っての作業となりますが、本物であること扱い方によっては危険になる道具ということを、ちゃんとこども達も理解したうえで木工遊びを楽しんでいます。また、ふざけるような時間もないほど楽しいのでしょうね、夢中に打ちつけています。
初めて行った一日目の年少組さんでしたが、こんなに見事な作品が出来上がりました。
いくつも打ちつける子・形にこだわって打つ子・好きな形を選んで打つ子…。
それぞれ、「みんな違って、みんないい」です。