「『みて!』を大事にしよう!!」(1月号)

 あけましておめでとうございます。「平成最後のお正月」、皆様どのように過ごされたのでしょうか。

 幼稚園の子どもたちは、3学期が始まり、久しぶりの幼稚園生活を楽しんでいるようです。冬休みにも様々な経験をしたことと思いますが「どうだった?」とか「楽しかった?」と聞くと、「楽しかった!」との答えが返ってきます。それは、大人から見たら些細なことの中にも、こどもにとってはすべてが新鮮で、その中に楽しさを見出す力を持っているからです。

 しかし、保育をしていると子どもたちが「本当に楽しんでいるんだな。」と伝わってくる瞬間があります。それは子どもたちが「見て!見て!!」と言うときです。嬉しいことがあったとき、できるようになったとき、子どもたちは大人が感想を聞かなくても「見て!」と声をかけてきます。その表情は何ともいえない満足気でキラキラした表情です。

 先日も全園児で縄跳び大会をしました。その時も子どもたちから「見て!!」とたくさん言われ、次から次へと「見て!」の嬉しい大攻撃を受けました。一人一人見てあげると、テンポ良く跳べるようになる子、ぎこちなくても一回まわしては跳ぶことを何度も繰りかえす子、縄は回ってないのに跳んだつもりでいる子など様子は様々でしたが、「見て!」という一言から、心から「楽しい気持ち」なんだということが伝わってきました。このように、まず自分を肯定することで楽しい気持が育っていくのだと思います。子どもの「見て!!」こそ本当の意味の「楽しい」なのではないかと思います。大事にしたい言葉です。

平成30年12月29日

 

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 愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

 名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

 親学アドバイザー(親学推進協会)

 志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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平成30年12月29日