「季節のあそびをしよう!」(7月号)

 暑さが一層増す季節になりました。園の子どもたちは、この時期ならではの水あそびを毎日して、涼をとりながら水に触れる心地よさを味わっています。「幼児期に五感を育てましょう!」といわれていますが、心地よさを味わえる感覚が育つには、いったいどのようにしたら良いのでしょうか。

 人間はお母さんのおなかにいるときから五感を形成し続けているそうです。生まれてくる子どもは未完成で、ほかの動物と違い、立つまでに一年近くかかります。そして歩くようになるまで、言葉を話すようになるまで、周りの大人がたくさん働きかけるのも人間ならではのことではないかと思います。幼児期は、そんな周りの働きかけをたくさん吸収する時期なのです。

 また、「五感」とは人が生きていく上で大切にしたい感性です。お母さん方も暑いから水あそびがしたいと思えるのは、感性が育っているからなのです。今の時代、室内はエアコンで快適に過ごせたり、旬でなくても食べたい野菜が手に入ったりと、便利になってきている反面、自然と触れ合う機会も減ってきています。大人になって感性豊かな人間になるためには、幼少期に思いっきり遊び色々な角度から感じることを増やしていくことが大切だと思います。夏は水あそび、秋は落ち葉あそびなど、季節の遊びをたくさんして、感性を育てていきましょう!

 そして、もちろんお母さんも一緒に思いっきり遊びお子さんと体験したことに共感してくださいね。 

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愛知県私立幼稚園連盟 幼児教育相談員

名古屋市私立幼稚園協会 幼児教育相談員

親学アドバイザー(親学推進協会)

志だみ幼稚園 教務主任 水野 奈緒

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